相続税をめぐるトラブルと弁護士相談

  • 相続時の限定承認と弁護士の報酬金額

    • 親族の死亡によって、その配偶者や子などの遺族は遺産を相続することができますが、特に裁判所での手続きなどをしなければ、「単純承認」といって、遺産をそのまま引き継ぐことになります。



      ここで注意しなければならないのは、遺産のなかにはプラスとマイナスの両方の財産が含まれている可能性があるということです。



      「マイナスの財産」といっても感覚的に理解し難いですが、これは死亡した人が生前に行った借金による債務などのことを指しています。

      単純承認をした場合には、こうした借金の債務までも当然のように引き継がれてしまいますので、自身がしたわけでもないのに、借金の返済に苦しむことになってしまいます。



      ただし、こうした生前の債務については、死亡した人が家族などにもひた隠しにしていたため、相続人としても金額がよくわからないといった場合が多いようです。遺産にはマイナスの借金だけではなくプラスの財産もそれなりにあるようだが、どの程度の金額であるのか見当がつかないという場合には、相続により借金を背負うリスクを回避するため、一度弁護士に相談することが必要です。



      弁護士は豊富な経験と法律の知識から、遺産のプラスの範囲でマイナスを引き継ぐ「限定承認」などの方法をアドバイスしてくれるはずです。



      実際に「限定承認」の手続きを弁護士に依頼した場合の報酬ですが、現在は弁護士によってこの報酬基準が違うため一概に金額を提示することはできないものの、財産の数パーセントといった割合で定めていることがほとんどであるため、いずれにしても遺産の金額の範囲内で支払いが可能です。



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    • 弁護士は、国家資格を取得して、法律に関する事務全般を取り扱うことができるプロフェッショナルですので、生前から財産管理を委任しておき、死後においては遺言執行による遺産相続の手続きを委任するといった、一生にわたる一貫したサポートを受けることも可能です。例えば、特に意思能力の衰えはないものの、高齢になって不動産などの財産を管理するのが面倒になってきたという場合には、財産管理契約を結んでおいて、こまごまとした業務を代行してもらいます。...